宋龍天 天苑教会堂会長 聖日礼拝 み言 - 懇切に願えば必ず成就する | |
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登録日 : 2023-08-02/ ビュー : 6875 |
聖日礼拝 み言
2023年 7月 16日
宋龍天 世界平和統一家庭連合世界会長 及び天苑教会堂会長
尊敬し愛する天苑教会の食口の皆さん、こんにちは。
今日、このように意味深い聖日を迎え、尊敬し愛する天苑教会の祝福家庭の食口の皆様をお迎えした中で、世界巡回の報告とメッセージを伝えることができることを本当に嬉しく思います。
愛する天苑教会の食口の皆さん、私は真のお母様の指示に従って、6月14日から 22日まで神ヨーロッパ大陸を巡回し、その後は今日の映像でもご覧になったように、6月26日から7月9日まで神南米と神中米大陸を巡回しました。
世界巡回をするようになった
一番目の目的は、お母様から頂いた特別指示と、世界本部が推進する戦略と方向を各大陸に一致させるためでした。
まず各大陸の状況を綿密に分析し、大陸と国家に合った戦略を樹立することが重要でした。このために各大陸別の教会の現況と牧会者の現況を分析して、在籍と礼拝の参加人数を国家別に綿密に分析しました。
また、統一された方向性に進むために家庭連合への宗教法人登録を積極的に推進しようとして、各国別の状況を点検し、特に登録自体が不可能な国もあるために、これを把握し分析して代案を用意するように導きました。
そして宣教戦略を樹立するようにしました。大陸別の核心的な課題を導き出させ、伝道を通じた実質的な教会成長ができるように、現場と一緒に議論しました。特に国家復帰に挑戦すると決心した国を選定し、成長戦略を導き出すようにしました。
二番目の目的は、未来世代の育成と次世代を導く大陸指導者を発掘することです。未来世代の育成と次世代を導く大陸指導者の発掘はお母様の最大の関心事案であり、今回の世界巡回の重要な目的でした。それでお母様は松田幸士YSP世界会長を私と一緒に巡回するように指示されました。「青年指導者育成のためのプログラムがうまく運営されるようにしなさい」というみ言もくださいました。それで今回の世界巡回では、各大陸の責任者と未来人材育成のための戦略について論議しました。
三番目の目的は、天苑宮天一聖殿を中心に天の父母様が直接主管する時代を迎え、各大陸の祝福家庭が天の父母様と真の父母様とひとつになって神霊と真理で実質的な教会成長に全力を集中し、ビジョン2025天苑宮入宮式の勝利と国家復帰を勝利できるように決意することでした。
今回のヨーロッパと神中南米大陸の巡回をしながら、感動的な瞬間が本当にたくさんありました。
南米ではもうすぐリニューアルして再開苑するジャルジン修練所を見て回りました。
南米国家の協会長たちの決意と情熱はとても強烈だったのです。
神南米の協会長たちが集まった会議で、お母様が「巡回に行って、国家復帰が可能な国を調べなさい」と言われたのですが、「10倍化伝道の可能な国、国家復帰の可能な国はお母様が直接訪問する」と語られたことを伝えながら、挑戦したい国はあるかと尋ねました。
カルロス・アルゼンチン協会長が立ち上がり、話したことは「真のお母様と同時代に一緒に生きていることは奇跡のようなことです。真の父母様が世界的に活動しているこの時、アルゼンチンは最近法的紛争に勝利し、キャッスルを再び取り戻して賃貸による収入が協会の財政的支えをしてくれるようになりました。そして青年伝道を活発に行なっており、UPF平和大使の活動を通じて良い結果をたくさん生み出していて、お母様をお迎えできるように伝道10倍化の結果を作り、お母様をアルゼンチンに必ずお迎えしたい。」と話しました。
アレハンドロ・コロンビア協会長が立ち上がり、「70年前の朝鮮戦争の時、コロンビアは参戦16ヶ国の一員として韓国を支援した。実質的な教会成長モデル国家にしたい。コロンビアを国家復帰の可能性の国家に選定してほしい。」と挑戦の意志を示しました。
佐々木孝一ブラジル協会長が飛び上がり、「ブラジルは真の父母様が血と汗と涙を投入したところである。真の父母様がブラジルを愛し、投入された精神を相続しなければならないために立ち上がった。」と話しながら「ブラジルに投入された真の父母様の精誠の前には選択の余地がない。ブラジルが南米で国家復帰の可能性の最初の国家にならなければならず、これまで投入された人的、物的資源をうまく活用して天の運勢とともに必ず国家復帰に挑戦する。」と話し、皆が驚いて大きな拍手で支持しました。
ヒルダ・ボリビア協会長とペルーのオスマエル協会長も立ち上がって、「私たちも挑戦したい。真のお母様を歓迎できる基盤を作りたい」と挑戦、決意する姿を見て、天の父母様に感謝を捧げました。
神南米大陸は依然として解決すべき課題がたくさんありますが、神南米には本当に希望があります。ジャルジンが再び蘇生したように、神南米が新たな跳躍を夢見ています。生きてる!動いている!
教会成長!国家復帰! 可能だという希望を持つようになり、とても嬉しく思いました。何よりも南米大陸は伝道に対する情熱が生きていました。
キム·ドンウ大陸会長は「これら全てのことが、お母様が法的問題を解決してくださったために可能だった」と話し、「お母様が奇跡の根になった」と言いました。
UPA卒業生やYSP青年指導者たちの活動も目立ちました。ペルーのドクファ·ミロバルYSP会長は、初めて責任を引き受けた時にはペルーに二世が一人もいなかったそうですが、その後の伝道活動により2つの学舎に15人の青年が献身するようになり、昨年韓国に行った時に『国家復帰をしなさい』という真のお母様のみ言を聞いて天心苑で切実に祈る時、政府と一緒に仕事をしなさいという啓示を受けてペルーに帰ってきたそうです。ところが不思議なことに、その後ペルー政府から連絡が来て、1年間YSP行事を後援するという公文を送ってくれたそうです。それで今は政府の積極的な協力の中で活動しており、また法務部次官から連絡が来て大学でYSPが講義をするようになるなど、多くのな奇跡が起きていることを報告してくれましたが、彼はペルーを世界的な青年強国にするという抱負を証しました。
神南米大陸の約70人のYSP青年2世が1年間献身しながら教育を受け、伝道活動、アマゾン川生態保存環境保護の先頭に立っており、
また数百人の若い YSP青年学生たちが参加した、神南米大陸 YSP 総会に参加した青年たちが、未来グローバル人材として成長していく姿を見ることができ、とても誇らしく嬉しく思った次第です。
神中米では、ベリーズで国家会長を務め努力している矢内順子[やない じゅんこ]会長は、1996年に中南米33カ国に来た日本宣教師として、お母様の自叙伝にも出てきますが、ベリーズ宣教当時に強盗が侵入し三男を亡くした家庭です。しかし彼女は今も変わらず、夫と一緒に宣教師の道を歩んでいます。
セントルシアのレミ・トピエ国家会長はフランス出身の国家メシヤで、1996年に国家メシヤの命を受けて以来、これまでキリスト教国家であるセントルシアで宣教活動をしながら迫害を受け、2度も追放されたことがありますが、これに屈することなく宣教活動を続けて、今では市民権を得て国家会長として努力しています。
コスタリカの日本の国家メシヤ、見渡陽子[みわたし
ようこ]夫人は、国家メシヤの命を受けて以来、これまで27年間コスタリカで任地活動をしてきた本当に貴い方です。昨年、夫の見渡朗良[みわたし あきら]会長がとても体調が悪かったのですが、真の父母様から任地に行って骨を埋めなさいというみ言に胸に日本に帰らず、昨年聖和するまで夫はコスタリカの任地を守っていたそうです。
一度も行ったことのない国を、ただ真の父母様のみ言だけを胸に人生の最後まで中断なき前進を続けている宣教師、政治的問題で命の脅威が襲ってきても止まらずに前進する指導者がたくさんいました。
今回、真のお母様はこのような公職者を高く称えながら「1975年以降、今まで中断なく着実に公職の道を歩んでいる宣教師たちを把握して報告しなさい」という指示をされました。
このように世界各地で、天の摂理に対して劣悪な環境でも最善を尽くす指導者と食口の姿を見ながら、私は天心苑での徹夜精誠の時に天の父母様へ深い感謝を捧げました。天に対する彼らの忠節の心情が、ここ天苑にも連結されることを願っています。
特に秘書1室の文妍娥室長もオンラインで入ってきて下さり、大陸現場の指導者たちの意見を最後まで傾聴した後、短くお母様の心情と愛を伝えながら貴重なみ言を伝えて下さり、5月9日以後完全に変わった新しい体制を立ててくださった真のお母様に感謝の気持ちを表しました。
愛する天苑教会の食口の皆さん
40年前に何も分からず、人より優れたものもないごく平凡な青年、原理研究会の公職者だった私は、カープ指導者の招請晩餐会で真の父母様に初めて直接お会いできる貴重な恩恵と光栄をいただいたことがありました。
海外宣教師になることを懇切に願った私の願いを、天は聞いてくださいました。祝福を受けたばかりでしたが、父母様の命を受けてアフリカのケニアへ宣教に行き、海外宣教師の活動を始めました。
ケニア宣教を経てニュージーランド、オーストラリア、ソロモン諸島、フィジー、サモア、パプアニューギニア、バヌアツ、マーシャル諸島、パラオ、ミクロネシアなど、オセアニア14ヶ国で宣教師生活をしたその時代を今振り返ってみると、私はその期間いつも天が共にあることを感じた時間だったと思います。
2003年、私は意外にもヨーロッパ大陸の会長を命じられることになりました。
大陸会長の就任に先立ち、欧州全体の状況を見ながら
ヨーロッパ全体の食口たちには、あまりにも切実な夢と希望があることを知りました。
一つ目は、お父様のイギリス入国問題の解決でした。
イギリス政府のお父様入国拒否の方針により、お父様はイギリスに入国できない状況の中で、切実にお父様をイギリスに必ずお迎えできるようにしようとするヨーロッパ全体の食口たちの、切実な夢と望みを一つに集めて絶対精誠を投入した結果、驚くべきことに天が役事されるとともに、イギリス高等裁判所の判決で勝利することができました。27年ぶりに真のお父様のイギリス入国が実現したのです。ヨーロッパ全体の食口たちの切実な心とともに、ひとつになって一緒に特別精誠を捧げた結果、ついにヨーロッパ食口の切実なその夢が成就したのです。
勝利の知らせが伝わったその日2005年10月25日、私は父母様に侍りルーマニアで天宙平和連合創設記念大会の直前でした。お父様はこの嬉しい知らせを聞かれると飛び起きられて「そうか?
すぐイギリスに行こう。集会の準備をしなさい!」と語られた状況が今でも目の前に浮かんできます。
ついにイギリスへ27年ぶりに入国されて「イギリスに行くのが霊界に行くよりもっと大変だった」と喜ばれたお姿、そして真の父母様ご夫妻がみ言を宣言された姿、ヨーロッパの食口たちはその日のその感激を忘れることができません。
二つ目のヨーロッパの食口たちの、切実な希望と夢がありました。それは1995年に制定された、犯罪者の欧州連合国家への入国を防ぐためのシェンゲン条約法を悪用して、お父様のお名前をシェンゲンリストに入れ、欧州連合16カ国へ入国禁止させたことを必ず解決することでした。
当時、真の父母様はヨーロッパのシェンゲン条約の壁に阻まれ、欧州連合国家16カ国に入国できない状況でした。そのシェンゲン法により、スペインのマドリードに行ってみ言大会をするために、お父様は経由地だったフランス空港の入国管理局で7時間以上もそこに留まり苦難に遭ったりもされました。
「今度はシェンゲンをひっくり返しなさい!」というお母様のその言葉に力づけられ、真の父母様をヨーロッパにお迎えするという切実な気持ち、切実な心情でヨーロッパ全体の食口が一丸となり、懇切に精誠を捧げたことを覚えています。27次にわたる40日間の精誠を続けながら、シェンゲンの壁を破るために切実に精誠を捧げ、ついにドイツ連邦最高裁判所の最終法廷判決でこれまでのすべての判決を覆す、お母様のみ言のとおりシェンゲンをひっくり返す、驚くような奇跡の勝利を収めることができました。
2007年、12年間の長い法廷闘争の最終勝利を収めたことで、すぐにドイツのメルケル政府が最高裁判所の最終法廷判決を受け入れ、真のお父様の入国を承認し、その時から自由にヨーロッパにいつでも来ることが出来るようになりました。ヨーロッパが解放される歴史的な瞬間でした。シェンゲン勝利の判決文をお見せし「ついに真の父母様が勝利され、今や真の父母様の運勢でヨーロッパが解放されました。ありがとうございました!」と父母様に報告を捧げた時、父母様が本当に喜んでいた場面は今でも忘れられません。
ともにひとつになって懇切に願えば、必ず叶えてくださる天の父母様であることを悟りました。
シェンゲンの勝利によって父母様がヨーロッパのすべての国に自由に入国できるようになり、父母様はシェンゲンの勝利後、2009年にフランス、モナコ、ドイツも訪問され、スペインのセビルで行われたピースキングカップも直接父母様が主管する中で挙行されました。
2011年、真のお父様の聖和の1年前ですが、真の父母様がヨーロッパで摂理的に重要なイギリス、スイス、ドイツ、イタリア、スペイン、ノルウェー、ギリシャ、トルコの8ヶ国を巡回されながら「天地人真の父母定着実体御言宣布大会」を勝利された、歴史的な栄光の瞬間をともにしたヨーロッパの食口たちは、その感激と喜びと涙の場面を決して忘れることができません。
特にローマ元老院に入ってみ言の宣布を願われたイエス様の叶えられなかった夢を、真の父母様ご夫妻はスイス・ジュネーブの国連本部総会の場で、長々と3時間にわたるみ言を宣言されたその日は、実に天の父母様、そしてヨーロッパのすべての食口たちの切実な夢と願いが実際に叶った歴史的な日でした。
「夢は夢として終わってはいけないよ!
必ず成し遂げなければならないんだよ!」
「絶対精誠を投入すれば、成せないことはない!」
そのため、私はさらに謙虚な姿勢で、不足な私を世界会長に立たせ、真のお母様がともにあるここソラクの天苑教会の堂会長として立ててくださった天のみ心が何なのか、この時代に私が必ず成さなければならない使命は何なのかをいつも考えながら、皆さんと共にありたいと思います。
私は地位を前面に押し出し、自分の考えを強要したり、君臨する指導者ではなく、奉仕と疎通、和合と協力でビジョン2027を、私たち皆が共に勝利するようにしていきたいと思います。
愛する天苑教会の食口の皆さん、
懇切に願えば必ず成就します。切実に祈祷し、切実に実践すれば成就するのです。
私は今回の世界巡回を通じて、それをもう一度確認しました。問題は、私たちの中に切実さ、懇切さが生きているかということです。天から与えられた天命を受けて一生を愚直に投入する私たち兄弟姉妹の姿を見ながら、果して私はそれだけ切実に生きているのか自ら問わなければなりません。
お母様は本当に毎瞬間が切実です。ひたすら天の父母様の夢を成し遂げて差し上げるために、毎日毎日を切実に生きておられます。失った子女を探し尋ねることを願われる天の父母様の夢について、全世界人類の1/2が天の父母様を知って侍ることを願う切実な心情で、今日も私たちに伝道しようと、実質的な教会成長を成し遂げようと語られています。
食口の皆さん、この夢を成就して摂理を勝利するためには、今の摂理の時を正しく知らなければなりません。
これに対して私は最近の真のお母様の言葉を中心に、今の時代は 1)実体に侍る時代であり、 2)本質を追求する時代であり、 3)孝情を越えて忠節の人生を生きる時代であり、 4)実質的な伝道実績を報告する時代であることを指導者たちにお話ししました。
このような4つの時代認識を持って、私たちは次のような5つの態度も備えなければなりません。
第一の態度は <中心性>です。今の時代を導いておられる真の父母様と完全にひとつになることを言います。
第二の態度は <霊性>です。天に侍った位置で、天の声を聞かなければなりません。真のお父様が思いきり役事されるようにしなければなりません。天心苑と一緒に行かなければならない理由でもあります。
第三の態度は <関係性>です。疏通しなければなりません。疏通して共有しなければなりません。
第四の態度は <実質的成長>です。お母様は実質的な教会成長を語られました。
最後の第五の態度は <誠実性>です。誠実性を持ってソラク面を愛し、カピョン郡を愛して、この国を愛しながら働くことを彼らが感じるようにしてあげなければなりません。
4種類の時代認識の中に5つの態度を持って本当に切実に進んで行けば、私たちの教会は変わっていくでしょう。
愛する天苑教会の食口の皆さん
最後に集団知性についてお話したいと思います。
賢い人たちが集まって愚かな集団を作ったり、普通の人たちが集まって卓越した集団を作ったりすることは、集団知性がどのように発揮されるかによって現れる結果です。
一本の矢は簡単に折れます。しかし固く結ばれた矢の束は決して折れません。それがまさに立派な集団知性の力なのです。集団知性が発揮されてこそ、遠くまで行くことができます。
今後、世界本部も一方的な指示ではなく、現場と絶え間なく疎通と共有をしていきます。すべての業務遂行や行事において、会計処理の規定を必ず透明にしていきます。すべての行事や運営に予算編成と決裁ライン、そして施行後の会計監査などをシステム的に構築し、運営の透明性を高め、信頼される世界本部と世界平和統一家庭連合になるようにしていきます。
愛する天苑教会の食口の皆さん
新しい時代を迎え、私たちには希望があります。恐れるものはありません。
私たちには天の父母様と一体となられた独り娘・真のお母様がいらっしゃいます。
私たちが真のお母様とひとつとなり、切実に祈祷し、切実に実践すれば、
私たち全員がともに参加する集団知性と効率的な組織の力でひとつになれば、
爆発的な伝道成長、実質的な教会成長、ソラク面の復帰、カピョン郡の復帰、さらには神統一韓国の奇跡が、夢だけでなく現実になるでしょう。アヂュー!